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幼児に大人はどのような事をすべきでしょうか。どのような子育てをすべきなのでしょうか。英才教育(鉄は熱いうちに打て)おおいに結構でしょう。
しかし、幼児期は人の一生の基礎・基本となる時期です。人として一生を過ごせるかどうか決まる時期なのです。
体全体の細胞が活発に増殖している時期です。心もまた風船のように大きく膨らむ時期なのです。この活発な増殖の手助けをしてあげるのが大人のできることです。また、してあげなければならないことです。
では、どうすればよいのでしょうか。体を動かすことです。体を動かすことにより空気をたくさん吸う有酸素運動で全体の細胞分裂が活発になるのです。だから幼児の成長は早いのです。具体的には同年齢・異年齢の幼児とおおいに遊ばせることです。子供達に靴を履かせて、やや厚着の状態でその行動を視察しますと、ブランコや砂遊びなど狭い範囲だったり2〜3人の少人数での遊びに偏っております。
この子供達に万歩計を付けて計ったところ、一日(園生活)に4,000歩から5,000歩しか歩きませんでした。しかし、同じ子供を“はだし”で半袖・半ズボンにしたところ、多い子供では13,000歩も歩く子供がおりました。
大人でもそうですが、大地をしっかり踏み締めている安心感や開放感により行動範囲も広くなり、大勢の子供達と広い範囲で遊ぶようになりました。
“はだし”の子供達の一日の平均は10,000歩から11,000歩で、靴の子供達より倍の運動量になったのです。遊びの中に創造が生まれたり、大勢の子供達と遊ぶようになりました。
幼児期に体を動かしての遊びは、体づくりや心を育てる大切な保育なのです。
人生で一番大切な事を幼稚園の園庭で学ぶのです。
ですから、本園では“はだし”なのです。
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